2013/12/22

エコンティン

アフリカの弦楽器:エコンティン akontin / ekontin
エコンティン akonting / ekonting
エコンティンはガンビアやセネガルなど、西アフリカのリュート型弦楽器。
ヒョウタンのボディに獣の皮を張ってある。棒状の長いネックが特徴。3本の弦の長さはそれぞれ違っていて長い弦でメロディを奏で、短い弦は装飾音。
これらの特徴は、アメリカで生まれたバンジョーに当てはまる。それもそのはず。奴隷としてアメリカへつれてこられた西アフリカの人たちは、このエコンティンを元に弦楽器を作った。ほかにもアフリカにはボディが細長いンゴニという弦楽器があるが、やはり皮張り。これら故郷の楽器を元にして新大陸でバンジョーが誕生したという。