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2022/04/24

一本弦の打弦ベースはビール瓶を使う

 ババトニ babatoni

ババトニ babatoni
ババトニを伴奏に歌うミュージシャン

ババトニは、楽器の構造・形からすれば、リュート属。長い弦をスティックでリズミカルに打つ。リュート属での打弦楽器は珍しい。
このブログでは「撥弦楽器」を集めている。そんな中でババトニは「打弦」として例外で登場させていただいている。

ボーカルの伴奏として使われる。スティックで叩き出す音は「心地よい雑音」を伴い低く響く。演奏している動画を見ると、「解放弦」→「4度上の音」→「解放弦」→「5度上の音」を繰り返している。例えばハ長調なら C →F →C →G となる。
音程を変えるのはビール瓶だ。これは「いわゆる主要3和音」のベース音(根音)なので西洋音楽の基礎をもって演奏しているわけだ。

さらに、ババトニの弦ベース音と共に、バスドラムを一定間隔で鳴らし続ける。 弦ベース音とバスドラムの音だけで歌う。和音なんかなくても歌の伴奏として完璧だ。




2019/04/16

アフリカの弦楽器

アフリカの弦楽器は 皮張り
アフリカの弦楽器は、ハープ形も、ネックのある楽器も「はじく」「弓でこする」にかかわず音響板として皮を張ってある。
ここでは、ネックのがあって、弦をはじいて演奏する楽器を紹介しよう。この皮張りボディで増幅して響かせる方法は合衆国で生まれたバンジョーにつながっている。

モロッコの ゲンブリ Guembri (Sintir)
モロッコのグナワという音楽(Gnawa music)で使う低音の弦楽器。
3本弦で、それぞれ途中から弦を張ってあるので、開放弦での長さがことなる。



ジョラ族の エコンティン Akonting
セネガル、ガンビアなどに住むジョラ族(Jola people)が愛用している伝統的な弦楽器。
これも弦は長さが異なる張りかたをしている。3本弦で、そのうち1本は短い。



ナイジェリア ハウサ族の グルミ Gurmi
ナイジェリアのハウサ族(Hausa people)の人々に愛用されている弦楽器。弦は2本
リズミカルに弦を弾き、歌の伴奏に使う。

The Guembri(or Sintir) is a three stringed skin-covered bass plucked lute used by the Gnawa people.

The Akonting is a three-string instrument, the folk musical instrument of the Jola people.


2018/07/11

gurmi

gurmi ナイジェリア ハウサ族の弦楽器 グルミ
gurmi
Hausa people plays the Gurmi, a traditional musical instrument in Nigeria’s northern region. it’s made from just a stick and a calabash.

gurmi は、ナイジェリア北部に住むハウサ族の撥弦楽器。瓢箪の音響胴に木のネックを取り付けている。


2016/04/06

バンジョー

5弦バンジョー
5弦バンジョー
音響胴に円形のプラスチック膜が張られているため アタック音が大きく、サスティーンが短い独特の音が出る。フィンガーピックを使うため、アタック音が強調され、さらに甲高さが増す。
5番目の弦が第5フレットから配置されていて、この弦が時折メロディラインとも不協和音ともつかない心地よい音の流れを作る。コードとメロディをおりまぜて弾くスタイルでブルーグラス音楽では無くてはならない楽器。

ロングネック5弦バンジョー
ロングネック5弦バンジョー
5弦バンジョーから派生した楽器。
通常の5弦バンジョーより3フレット分ネックが長い。アメリカのフォークシンガーであるピートシーガーが考案し普及したといわれている。フィンガーピックを使わず、比較的柔らかな音を出すのがロングネックの流儀。ピートシーガーに倣い、唄の伴奏用として使うことが多い。

4弦バンジョー
4弦バンジョー
途中から伸びている第5弦がない。よって4弦である。
演奏は、フラットピックで全体をかき鳴らすスタイル。デキシーランドジャズでは、和音で軽快なリズムを担う。バンジョーは大きな音が出るので生音でもトランペットやドラムスのの音量に負けない。

バンジョーのルーツはアフリカの弦楽器だと云われている

アフリカには、音響胴に獣の皮を張った弦楽器が多数存在している。ハープの形をしたもの、弦長さを変えて音程を調整できるネックを持つものなど多様だ。
そんな中で、西アフリカや北アフリカの、エコンティン、ゲンブリ、ニゴニなどは、皮張りの音響胴、長さが異なる弦など、現在のバンジョーの特徴を持っている。
バンジョーは、今では世界的に普及している楽器であるが、元はアメリカ合衆国で奴隷として働いていたアフリカの人達が作り上げた楽器だったのだね。
アフリカのエコンティン
エコンティン

アフリカのンゴニ
ンゴニ
アフリカのゲンブリ
ゲンブリ

2013/12/22

エコンティン

アフリカの弦楽器:エコンティン akontin / ekontin
エコンティン akonting / ekonting
エコンティンはガンビアやセネガルなど、西アフリカのリュート型弦楽器。
ヒョウタンのボディに獣の皮を張ってある。棒状の長いネックが特徴。3本の弦の長さはそれぞれ違っていて長い弦でメロディを奏で、短い弦は装飾音。
これらの特徴は、アメリカで生まれたバンジョーに当てはまる。それもそのはず。奴隷としてアメリカへつれてこられた西アフリカの人たちは、このエコンティンを元に弦楽器を作った。ほかにもアフリカにはボディが細長いンゴニという弦楽器があるが、やはり皮張り。これら故郷の楽器を元にして新大陸でバンジョーが誕生したという。


2012/10/20

ゲンブリ

ゲンブリ Genbri
ゲンブリ Genbri
モロッコにはトランス系ミュージック「グナワ」とかいうのがあって、悪霊を取り除くとか、神とコミュニケーションをとるとか・・・・・。
音楽には催眠作用とか、なんか得体のしれない精神世界に連れていく効果があるようだ。日本にもイタコというのがあったり、シャーマンという別世界と交流・交信できる人物がいたりする。いずれも、バック・グラウンド・ミュージックが効果的に作用する。私のようなバカオヤジにはよく分からないけれども、ゲンブリ はそんな音楽を奏でる楽器だという。

アフリカの西部一帯には ゲンブリ と同じ皮張りの胴体の ンゴニ という名の楽器がある。どちらも作りは同じだ。おそらく同じ起源を持つのだろうと思われるが、世界は広しで、人もそれぞれであってこれらの楽器はポピュラー音楽にも使われたりするんだね。

2010/09/17

ンゴニ

アフリカのンゴニ
「ん」で始まるのには困ったものであるけれども、アフリカには「ん」で始まる名前とか言葉が多いようだ。例えば、川の名前ではケニアの「ンギロ川」。都市や町の名前ではナイジェリアの「ングル」、カメルーンの「ンガト」、ニジェールの「ンギグミ」など。
日本でも「そうです!」というのを「んだ!」とかいう地域もあったり、沖縄では「ん」始まりの言葉が多いらしいので、適当に「ん始まり」は世界中にあるのだろうな。歌を歌うときハミングでとなると「N・・・・・」だものね。

で、ここでは楽器の「ンゴニ」である。この串付きフランクフルトの格好をした楽器はアフリカの撥弦楽器だ。なんといってもアフリカは「ん始まり天国」だもの(なんのこっちゃ)。
ンゴニは胴にケモノの皮を張ってあって、これがアメリカに持ち込まれてバンジョーの元になったといわれている。親指・人差し指・中指を使って弦を弾くというスタイルは確かにバンジョーと共通する。
最初はとっつきにくい名前であるけれども、何とも愛着のある名称かと最近つくづく思うのであるが、いかがなものだろう。