ビオラ・デ・コチョ |
この名前、Viola de cocho は、ブラジルなのでポルトガル語。
ビオラというのは、私達が知っているビオラ ・・・ バイオリンよりちょっと大きな弓奏楽器のビオラ ・・・ と、語源は同じなんだろうけど、昔々はビオラというのは弦楽器の総称として使われていた言葉。そして、コチョは(調べてみると)牛などの家畜に餌を与える容器で、英語ではトラフのことだと。細長い容器だね。
この楽器は、木のカタマリを削りだして作る。胴体もネックもヘッドもつながった木材だ。胴体部分は削りだして空洞にする。あとで表面板をくっつけるので、削った時の形がコチョ(トラフ)のような餌箱に似ている。なので「コチョ形の弦楽器」という名がついた・・・・のだと思う(私見につき要注意)。
さらに、ブラジルのポルトガル語はブラジル訛りがあるので、日本語のカタカナ言葉にした場合「ビオラ・デ・コチョ」がもっとも近い発音なのかがよく分からない。でもまあ英語風読みにするとこうなるので。これでいいか。
ビオラでなく ヴィオラだと?・・そうかもしれん。