クラチャッピ と チャペイ
クラチャッピ(Grajabpi / Krachappi)は、タイ王国の伝統的音楽で使われる撥弦楽器であり。4本の弦は、2本を組にして2コースで張られている。
タイでも古い楽器で、20世紀以降ほとんど使われなくなってきた。
チャペイ(Chapey / Chapei Dong Veng)は、カンボジアの撥弦楽器で、タイのクラチャッピと同じ系列。弦は2本、または4本2コースが張れれている。
音響ボックスは亀の甲羅を利用していた時代もあったようで、Chapei というのは亀を意味していたよう。その名残か、音響ボックスは「亀の形」と表現される。