ババトニ babatoni
ババトニを伴奏に歌うミュージシャン |
ババトニは、楽器の構造・形からすれば、リュート属。長い弦をスティックでリズミカルに打つ。リュート属での打弦楽器は珍しい。
このブログでは「撥弦楽器」を集めている。そんな中でババトニは「打弦」として例外で登場させていただいている。
ボーカルの伴奏として使われる。スティックで叩き出す音は「心地よい雑音」を伴い低く響く。演奏している動画を見ると、「解放弦」→「4度上の音」→「解放弦」→「5度上の音」を繰り返している。例えばハ長調なら C →F →C →G となる。
音程を変えるのはビール瓶だ。これは「いわゆる主要3和音」のベース音(根音)なので西洋音楽の基礎をもって演奏しているわけだ。
さらに、ババトニの弦ベース音と共に、バスドラムを一定間隔で鳴らし続ける。 弦ベース音とバスドラムの音だけで歌う。和音なんかなくても歌の伴奏として完璧だ。