2012/02/28

アーモンド型/洋梨型/涙型

底が寄木細工で丸っこくて、アーモンド型とも洋梨型とも涙型とも云われる共鳴胴をもつこの楽器は、もともと、アラブ圏で生まれた弦楽器であるが、ヨーロッパ・バロック時代には大いに活躍し大繁盛した楽器だ。
リュートを基本のカタチとして、さまざまなマイナーチェンジを受けて独特かつ多彩な進化を見せている。ネックがとんでも長いテオルボやキタローネ。ハープのように全音階に調弦されたアンジェリク。現代にも生きているマンドリン。