- 楽琵琶は、雅楽琵琶ともいい、雅楽で使われる琵琶。他の琵琶に比べて、頸部(ネック)が短くいが音響胴が大きい。
- 平家琵琶は、楽琵琶から派生したもので、楽琵琶とほぼ同じつくり。平家物語を語る時の伴奏に用いる。
- 盲僧琵琶は、仏教にて、盲目の僧がお経を唱える時に使用された。
- 薩摩琵琶は、盲僧琵琶を改造し、武士の倫理や戦記などを歌い上げる勇猛豪壮な演奏に向いた構造にした。
- 筑前琵琶も、盲僧琵琶から派生しており、主に女性を対象として家庭音楽としても使うようにした。
- 錦琵琶は、水藤錦穣が創始した日本琵琶楽の一流派のことで、またその流派で使われる琵琶。
1. 楽琵琶 がくびわ |
2. 平家琵琶 へいけびわ |
3. 盲僧琵琶 もうそうびわ |
4. 薩摩琵琶 さつまびわ |
5. 筑前琵琶 ちくぜんびわ |
6. 錦琵琶 にしきびわ |
琵琶は、古代西アジアの弦楽器が起源とされる。
ペルシャあたりの楽器が、中国/日本まで伝わり、それぞれの文化を取り入れ、そえぞれ地域にみあった楽器に発展した。
ペルシャあたりの楽器が、中国/日本まで伝わり、それぞれの文化を取り入れ、そえぞれ地域にみあった楽器に発展した。