2019/09/19
6本の弦
タール Tar
ペルシャやコーカサス地方の楽器。
「Tar」は 弦を意味する。なので Tar が含まれる弦楽器名は多い。
6本弦ではないけれど セタール Setar や インドの シタール Sitar 。6本弦なら、私達がよく知っている ギター Guitar も「Tar」が含まれている。
ギター Guitar
今さら説明が必要ないかもしれない、世界中で普及している弦楽器。
弦の材質の違いやボディの構造などにより様々なギターが存在する。
演奏する音楽の種類に合わせて多様に改良されてきたのだけど、チューニングや演奏方法の基本は変わらない。
上のイラストはガット(ナイロン)弦を張ったクラシックギター。
リゾネーター ギター Resonator guitar
「resonator」は、共振器のことで、ギターの場合は金属板を組み込んで音を増幅する方法をとっている。
スライドバーで弦を押さえて、振動する弦長を調整する演法がある。
このテクニックはスライド奏法と呼ばれており、クネクネとした音や滑らかな音程の変化など、独特の雰囲気を出せる。
リゾネーターギターは音量が大きいのでスライド奏法向きのギターだといえる。
カボシ Kabosy
マダガスカルの弦楽器。長方形のボディや長さがまばらに散らばったゆになっているフレットが特徴的。
形状は標準化されておらず手作りなので様々な大きさのものがある。弦は釣り糸を使ったり、自転車などのブレーキワイヤを使うこともあるらしい。
ギタロン Guitarron
ギタロンはメキシコの楽器。
マリアッチ(mariachi)というメキシコの楽団ではベースの役割を担う。
Guitarronの名称はスペイン語で「大きいギター」を意味し、ギターと同じ6弦だがフレットは組み込まれていない。ギターに比べて5度低くチューニングされている。