2022/07/12

ギリシャの楽器がアイルランドで改良

アイリッシュ・ブズーキ
Irish bouzouki


アイリッシュ・ブズーキ Irish bouzouki / búsúcaí
アイリッシュ・ブズーキ
1960年代の終り頃、ギリシャのブズーキがアイルランド音楽に導入されていた。
アイルランド音楽のために独自に改良されたのは1970年代初め頃で、ボディの背面をフラットにして作られた。この楽器はアイリッシュブズーキとしてアイルランドの伝統音楽に使われ始め、その他のスタイルのフォークミュージックにも適応していった。
日本のメーカーも製造していて、アイルランド音楽だけでなく、ポピュラー音楽やフォークソングでの弾き語りにも利用されるようになってきた。

追記:
前述の通り アイリッシュ・ブズーキ は、ギリシャのブズーキがアイルランドに伝わった。それでは、ギリシャのブズーキはどこから来たのかというと、トルコやイランなどで使われていた、サズとかバーラマと呼ばれる楽器があり、これがギリシャに伝わったという。
つまり、たどっていけば アイリッシュ・ブズーキの祖先は、アジアの楽器が元になっているというわけだ。