シターン (cittern, cithren)
シターンは、ルネサンス時代にさかのぼる弦楽器。
今日のギターのように一般大衆にも普及し、気軽に演奏される楽器として、また音楽制作でも活躍した。
シターン |
シターンが発展した同系列の楽器は、コルシカ島のセテラ(cetera)、イギリスのイングリッシュ・ギター(English guitar)、ポルトガルのギターラ(guitarra portuguesa)などがある。
ギターラは、ポルトガルギターとも呼ばれ、ファドという民族歌謡では現在でも必須楽器として愛用されている。
The cittern (cithren) is a stringed instrument dating from the Renaissance.
Played by the general public as well, the cittern was, like the guitar today, a casually played instrument and a staple in music production.
フェルメールの絵画「恋文」にはシターンが描かれている